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2005年6月20日〜7月10日(21日間)

実走行日数:17日間

走行距離:1,605km

MSジーコ



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MSジーコ号 装備品一式(約13kg)   走行マップ


Let’s Go 北海道

北海道を自転車で周遊する・・・この計画は私の中で数年前から暖めてきてものである。
そのために5年前、自転車も購入した。 それを実現するのには仕事をやめた今年、70歳になる古希を節目に実行するのが良いと思っていた。
その時機が来た。梅雨のない北海道は今だ。
自転車の分解、組立て、チューブ交換、パンク修理・・・平田自転車から特訓も受けた。 キャンプ場、ライダーハウス、簡易民宿、郵便局も調べ行程表も作った。フル装備の走行訓練もやった。 心身ともに健康・・・・あとは北海道の大地を走るのみ!
Let‘s Go!



1日目

6月20日(月)

羽田〜旭川
旭川〜美瑛〜西神楽丘キャンプ場(旭川の手前)泊


07:00 自転車を前後輪外し、輪行袋に入れ、装備品一式はカラパタールで使ったダッフルバックに詰め込んだ。 マイカーで自宅発。

07:30 以前からアッシー君をお願いしていた旧友に同乗してもらい、羽田へ向かう。

10:10 羽田発(ANAとAir Doの共同運航機)。ANAにくらべてAir Doのスチュワーデスは少し太めですね。

12:00 旭川着 曇り 26℃
早速空港内の空きスペースで自転車を組み立てる。 特訓の成果が試される。しかし、うまくいかない。 あまり時間がかかるので空港職員に戸外でやるよう注意を受ける。・・・勘弁してもらって作業続行。



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6月20日北海道上陸 組み立て完了


13:30

やっと組み上がった。旭川空港発。北海道の大地に足をつけた。走りはまあまあ。

14:55 自転車の前輪にガタがあるので、はめ直したが直らない。 平田自転車にヘルプ電話をするが当を得ない。どこかの自転車で見てもらうことにする。

16:00 セレブの丘で景色に見とれる。北海道へ来たという実感が湧く。

17:00 西神楽丘キャンプ場着。
R237から少し入った丘の上の公園内にテント場は設定されていた。先客は2名、乗用車とハーレイの旅人。 テント設営後近くのコンビニまで夕食の調達に出かける。


21:00 就寝


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美瑛セレブの丘 旭川西神楽岡キャンプ場


2日目

6月21日(火)

西神楽丘〜旭川〜名寄・健康の森キャンプ場

06:00 起床 曇りのち晴れ 23℃ 日中28℃
午前3時ごろから鳥のさえずりで目を覚ます。北海道の日出は3時40分頃であることを思い知らされる。
テントを片付けていたら自転車の後輪の空気が抜けているのに気づく。 パンクと早合点してチューブ交換作業をはじめる。 水の中でチューブの空気漏れを調べるが穴がない。 再度組みなおして空気を入れる。空港で空気を入れた際のバルブの閉め方がゆるかったらしい。 車で来ていた札幌のおじさんに手伝ってもらった。


09:05 西神楽キャンプ場出発。余計な修理作業で時間を浪費。

09:30 国道に出てローソンで朝食。

10:35 コンビニで小休止。暑い。北海道か? 
前輪のブレーキワイヤ調整に30分要す。


14:10 塩狩峠。登りに30分もかかる。気温31℃。路面41℃照り返しが熱い。

16:00 士別市。コンビニで冷水補給。名寄まで22kmがんばろう。太ももがカチンカチンになってきた。

17:00 風連町通過。もうクタクタ。もう7時間ぐらいこいでいる。
♪勝ってくるぞといさましくーッ ♪・・・やけ歌


18:20 名寄“健康の森キャンプ場”にやっと着いた。
このキャンプ場蚊が多い。 虫除けスプレーを忘れた。
夕食は途中で仕入れたコンビニ弁当。疲れて咽を通るかと思ったが、ビールを飲みながら何とか食べる。
水道でからだをあらってさっぱりする。シャツ2枚洗濯。
2日目の炎天下100kmはキツイ!



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タイヤ分解 出発前 直線道路に車もいない

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中川キャンプ場管理棟
ここで泊
中川 寝どころ


5日目

6月24日(金)

抜海〜稚内港〜フェリー〜礼文・香深港〜観光バス〜桃岩〜知床・民宿岬しれとこ

05:00 起床 うす曇り

05:30 民宿バッカス発。宿のあるじの車で稚内フェリー乗り場まで送ってもらう。途中セイコマートで弁当購入。

06:20 出航。3回目の稚内港である。弁当を食べてデッキに出ると利尻岳が海上に浮かんでいた。あの山も2回登った。

08:30 10分遅れで礼文・香深港入港。
速やかに降りて、団体が並ばないうちに島内花めぐり定期観光バスの乗車券を買って、バスに乗る(4000円/高いがこれが便利)。


08:45 バス香深港発。
コースは北へ走り、礼文アツモリソウ群生地〜スカイ岬〜江戸屋山道〜スコトン岬へ行く。 ここから引き返し桃岩〜桃岩猫岩展望台〜香深港へ戻るコースである。


09:20 天然記念物礼文アツモリソウ群生地。

09:30 澄海岬(スカイみさき)。
ここでは景色よりタコの串焼きと揚げタコがうまい。


09:50 江戸屋山道。
スコトン岬へ向かう道路を歩く。 ここはお花畑。この時期咲いている花はオオカサモチ、チシマフウロ、 エゾカンゾウ、ハクサンチドリ、ネムロシオガマ(白)、センダイハギ、キンポウゲなどである。


10:30 スコトン岬

11:00 桃岩

11:30 猫岩

12:00 桃岩登山口
ここで私のみ下車。ここから桃岩コースを辿り知床部落へ向かう。


15:00 知床部落ヘ下る。
ここも2回目の訪問。今回は民宿“岬しれとこ”に予約を入れていた。 夕食の後、宿泊者みんなで岬のほうに夕日を見に行った。・・・・・礼文残照



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礼文へ渡る 礼文アツモリソウ ジジイになったな

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スコトン岬 スコトン岬にて 向こうは海馬島

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猫岩 桃岩 えさが貰える

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ネムロシオガマ レブンキンバイソウ 八重 オダマキ

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猫岩付近漁港 桃岩コース 落日

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レブン落日


6日目

6月25日(土)

礼文知床〜香深港〜礼文岳〜香深港〜稚内〜抜海・バッカス

05:50 民宿“岬しれとこ”発
若女将の運転する車で香深港まで送ってもらう(北へ向かう一番バスに乗るため)。 この若女将、同乗の北大の3人に駄じゃれをとばして盛んに話しかけ、気を引こうとする。おじさんやっかむ。


06:40 礼文岳の内路登山口着
直ちに登山開始。


07:45 礼文岳山頂(490m)
思ったより早く着いた。山は低いが山頂からは島全体が睥睨でき、遠く利尻山も朝もやの海に浮かんでいた。


08:50 内路登山口に下山。
バスの時間に十分間に合った。 バス停の前にあるこの部落唯一の何でも屋に寄って、ジュースを買い道路脇で飲んでいると、 店のおじさんが納屋でゴソゴソしていると思ったら、鮭の干物をちぎってきて 食えと言う。実際のところ旨くなかったけど、おじさんの心がおいしかった。


09:15 定刻に5分遅れてバスは来た。おじさんの言うとおりバスは手を揚げるとバス停以外でも止まってくれる。

09:40 香深港着
稚内行きのフェリーは13時発。時間があるので漁港のスーパーで弁当、かまぼこを買い、ウィスキーも忘れずに補給した。 そして紙コップを1個分けてくれと言ったら13円取った。 民宿バッカスのあるじが言っていた。 利尻も礼文も本土の人を見たら金に見える、とはこんなことかとブツブツ言いながら、 買ったものを下げて港近くの小さな公園に行き、1人で宴会をはじめた。
少しはなれた道路を、登山の格好をしたツアーがこちらをチラチラ見ながらぞろぞろ歩いて行く。 礼文にもホームレスが居るのかなーぐらいに思っているのだろう。 こっちは、港近くをなんで登山姿で歩かなきゃいけないのだと思っているのだと、目つきで反論。


13:00 フェリー出航

15:00 稚内入港
民宿バッカスのヒゲ面あるじが、サンダル姿で桟橋の最前列で手を振って迎えてくれた。 その足でサロベツ海岸のエゾカンゾウとスカシユリを見に連れて行ってくれた。



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誰もいない山頂 サロベツ海岸の
エゾカンゾウ


7日目

6月26日(日)

抜海〜ノシャップ岬〜稚内〜宗谷岬〜猿払村〜クッチャロ湖キャンプ場

06:00 起床 快晴
今日からまた走るぞと洗濯物を片付け荷造りにかかる。


07:30 食事
ここの食事は宿の夫婦と同じものを一緒に食べる。


08:05 抜海・民宿バッカス出発
いつものことながら大漁旗を打ち振って見送ってくれる。こっちもなんだか勇ましくなって元気が出る。
サロベツ海岸はそよ風が吹いて快晴、海も穏やか。 どこかでウグイスの声が聞こえる。
大きく深呼吸すると体が軽くなった。出会うライダーが親指を立てて「頑張ってください」と言った。


09:20 納寒布岬(ノジャップみさき)

11:55 突然、沖合いに白い物体が浮かんでいるのが目に飛び込んできた。 近づくがよく分からない。 近くの漁民に訊くと弁天島といい、白いのはかもめのフンだと説明してくれた。 それにしても興味をそそられる形である。

12:10 宗谷岬

14:35 知来別漁港

17:35 クッチャロ湖畔キャンプ場(300円)
しずかな景観が広がる。夕日が湖の向うに沈むので人気があるようだ。 私も、夕日に出口が向くよう広いテント場を贅沢に使って張る。ただ、猛烈な蚊の歓迎をうける。


19:30 夕食の後、自転車で3分ぐらいのところにある温泉に入る。テントに入りいい夢を見られるようにと思いながらグッスリ。


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バッカスの夫婦 抜海出発 ノシャップ岬

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宗谷に着いた 真ダコとホタテ工場 カモメの糞で白い
弁天島

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クッチャロ湖キャンプ場 夕陽を眺めながら
コンビニ弁当


8日目

6月27日(月)

クッチャロ湖〜枝幸〜岡島・マリーンアイランドパーク岡島キャンプ場

05:30 起床

06:40 クッチャロ湖キャンプ場 出発

09:35 枝幸で“毛ガニ”ののぼりに誘われてカニ屋に立ち寄る。 店の中で座っていた男女が、カモが来た、と言わんばかりにニッコリして「今茹で上がったばかりヨ」とすすめる。 今の時期、カニは身があまり入っていない若ガニだそうな。 元気をつけるためにも、と、小さ目のものを一匹所望(1000円)。 もたもたしていたら、おやじさんが「食べたことないの?」とぬかしやがった。 チキショウと思ったが素直に「ハイ」と答えておやじさんの食べ方指導を受ける。

11:00 岡島ハイランドパークに着く
途中の毛ガニの効果もなく、ここでなぜか疲れてダウン。 ここは予定より一つ前のキャンプ場。レストランで、途中ダウンを記念してウニ丼と生ビールで昼食。


13:00 オートキャンプ場
みんな親切だった。
となりのテントはエスティマで来た大阪の夫婦。 奥さんが拾ってきた昆布の切れ端で作った佃煮を差し入れてくれた。 お返しにと、レストランで買った団子を2個持っていったら、又お返しにと煮込みうどんが少し来た。
27人乗りのバスを改造、7人乗りにして普通運転免許で来ていた広島の夫婦、 私の家内が広島出身で妹夫婦が市内で中華料理店をやっていると言うと、 懐かしそうに話しかけてきた。
コンセントでケイタイを充電しようと思ったらジャックが合わない。 キャンピングカーの親父さんが車から延長ケーブルを出して貸してくれた。



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道路脇にあった花 花の向こうはサロマ湖

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斜里ライダーハウス
“クリオネ”の一階
ドライブインで
カニピラフの昼食

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オシンコシンの滝 日の出岬は
スカシユリの群生


11日目

6月30日(木)

斜里〜ウトロ

05:45 起床 外は霧雨

06:30 100mほど離れた斜里温泉・湯本館へ朝食に行く。
ライダーハウス“クリオネ”に帰って朝風呂に入る。霧雨も降っている。
今日はウトロまでの40kmと決めているので急ぐ必要はない。 これは、あさっての知床峠越えを、元気な朝一にやるためにウトロ泊まりが必要、と考えていたからである。
ゆっくりなので前輪のガタを調べていたら、九州からトライサークル (AVD:ウィンドチータ:自称150万円)で来たおじさん(51)が一目見て 「ア、それはハブが緩んでいるんですよ」と指摘してくれた。 旭川から引きずって来たガタの原因を、ひと目で言い当てたこれは何者ぞ! 「私は自転車屋になれるほど詳しいのです」とのたまう。 早速前輪を外し、ハブの調整に入る。 教えてもらいながら微妙な調整、「ほら、よくなったでしょう」ガタがピタリとなくなった。有難うございました。


10:30 斜里温泉出発

10:55 斜里の本屋
会うライダーやチャリダーが必ず持っている“ツーリングマップる・北海道”(1650円)をゲット。 気温上昇18℃ 曇り
斜里へ向けて走る。


12:00 斜里の手前、日の出漁港のドライブインでカニピラフののぼりに魅せられて食事に入る。

13:30 オシンコシンの滝

14:35 知来別漁港

16:00 国設知床野営場着
夕刻、セイコマートで仕入れたカツ丼弁当で夕食の後、付近にある“夕日台の湯”(500円)に入る。 露天風呂からの夕日は生憎、水平線の雲にはばまれた。
この夜、久しぶりに兄弟に絵葉書を書いた。そして友人に電話をかけた。 少しホームシックになったのかな。明日はハイライト、知床峠(740m)を越える。早く寝よう。




12日目

7月1日(金)

ウトロ〜知床峠(740m)〜羅臼〜相泊〜羅臼“民宿とおまわり”

05:45 起床
明るい日差しがテント内に朝を知らせる。


07:05 知床キャンプ場発
本ツーリングのハイライト知床峠を上るぞ!天気は上々!


07:10 朝食
そろそろ飽きが来たセイコマートの弁当だが、今朝はしっかり食べなきゃ峠は越えられない。


08:00 いよいよ知床峠の長い坂にかかる。
坂は延々と青空の向うに続く。終わりが無いように見えるが、2時間こげば、きっと峠は見えてくる。 がんばれジーコ! それでも30分に1回ぐらいのペースで、パンパンになった太ももを揉みほぐすように柔軟体操をする。
名寄で味わった酷暑でないから頑張れる。そんなに疲れは感じない。 やはり昨日、大事をとって走行距離を短くし、早く休んだのが今日のスタミナになっている。 ・・・・最後まで踏みあげるぞ!!


10:00 知床峠(740m)ついたーッ!
羅臼岳が青空に突き上げていた。何よりのご褒美をもらった気がする。 記念写真を撮っていたら、女の子に一緒に写ってください、と頼まれた。しかし一回だけだった。



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ウトロ港の朝 知床峠への道から

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登ってきた道を
振り返る
知床峠をこぎ上げた

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やったぜ知床峠 県道終点


13日目

7月2日(木)

羅臼〜標津(しべつ)〜厚床(あっとこ)〜根室

08:30 羅臼 旅人の宿“とおまわり”出発
みんなが見送る。いつも、おじさんの出発は早い。風が冷たい14℃
羅臼は今日お祭りだった。部落ごとに神社があり、その神社ごとにお祭りが行われている。 踊りはここ北海道でも若者創作のヨサコイ節である。 北海道にはソーラン節があるのに・・・・。別の部落では鳥羽一郎が“北の漁港”を唸っていた。


11:30 標津

14:00 別海への分岐 

15:05 根室市に入る。
左右に風連湿原が広がる。
走りながら思った。長距離を自転車で走るとキツイ。特に坂の上り、向かい風のときは遅々として進まない。 しかし、走りながら路傍の草花を眺め、ゆっくり見たければ足をちょっとつき、 ウグイスの声に心なごませ、かもめの鳴く声が海の呼ぶ声に聞こえたり、 そして静寂もまた身にしみる、そんなところがいいのかなーと思ったりする。 車で、このいい道を80kmでぶっ飛ばすのは少しもったいない。自転車で走ってみてそれがよく分かる。


17:45 霧の根室についた。
寒い。止まったとたん体が冷える。


18:00 根室ライダーハウス“インデアン・サマーズ”着

19:00 近所の風呂屋で暖まって(夏なのにこの表現?)モスバーガーで夕食。


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祭りは部落ごとに 年寄りはさすがに居ない ここでもソーラン踊り

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放牧場も美しい 北海道の風物詩 根室のライダーハウス
2階

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根室のライダーハウス
は水産会社
朝食はいつも
セイコマート
納沙布岬灯台

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岬先端に
ロシア難破船
北方四島返還の願い ヒオウギアヤメと鹿


15日目

7月4日(月)

霧多布岬〜アヤメヶ原〜厚岸〜釧路・ライダーハウス“History”

05:30 カラスの声で目が覚める

07:15 霧多布岬灯台

08:50 霧多布湿原

10:25 アヤメヶ原着

11:30 厚岸(あっけし)
カキののぼりが目立つ。厚岸がカキの産地であることを思い出させる。 カキ1個60円のビラに引かれてカキの店に入る。 2個ほど所望・・・旨い。小粒なのがいい。 早速、自宅と宮崎の兄貴に御中元として送る。 (暑い夏の九州に送って喜ばれるかどうかを考えないで、今ここで旨かったからこの味を食べさせたいとの思いだけ)


15:30 ライダーハウス“History”はバイク屋さんだった。 場違いな感じで尋ねると、こっちと言って案内されたのはやはり倉庫の2階だった。 でもTVもストーブも洗濯乾燥機まである。上等上等。

16:30 近所に銭湯“福寿湯”があるというので着替えを持って出かける。
入口にコインランドリーの看板もかかっている。 番台のオバサンに訊くと、脱いだものを全部洗濯機に入れろと言う。乾燥まで500円。面倒なのでお言葉に従う。 あとは全部オバサンがやってくれる。「これが銭湯だよ!」なんて一人合点。いい気なもんだ。 汗を流し、ヒゲをそりさっぱりしたところで、乾燥までまだ時間がある。
これもライダーハウスで教えられた駅前の定食屋“つるや”に行ってみる。 店に入るとおやじさんが1人でやっている。 450円の焼きさば定食を頼む。ビールを所望すると缶ビールを出して220円だという。 それに240円のニラレバを頼んだ。しめて910円の豪華な夕食となった。


20:00 ライダーハウスに帰り、TVを見ながらウィスキーの水割りを飲む。記録をつける。 天気予報は明日から明々後日の7日まで雨模様と報じている。それに気温は10℃ぐらい。 雨の中を走ってテントをはるのはお断りだ。ここで連泊するかもしれない(800円/泊)


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丘の上の
霧多布キャンプ場
独り占め
霧多布岬 アヤメケ原にて

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霧多布岬の先端 かもめ一羽 お花畑と灯台

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厚岸のカキ屋 丹頂鶴自然公園 エサを狙うサギ


17日目

7月6日(水)

釧路〜釧路湿原〜塘路〜釧路・ライダーハウス“History”3泊目

07:00 起床
10度以下に下がったのは本行動中初めて。 北海道の太平洋沿岸は、夏でも25℃以上になることはないという。それにしても寒い。
朝食はぶらぶら釧路駅まで行って、ミスタードーナツでお代わり自由のコーヒーを飲みながらゆっくりする。


14:50 釧路駅発ノロッコ号にて、雨の釧路湿原を見に出かけることにする。

15:50 塘路駅着
29分後に折り返すのでそれまで散策。 見るところがないので、ノロッコ号の機関車を写してやろうと、機関車の前に出るため小川を跳び越した・・・・ と思ったら斜面をズルズル滑って川へボチャン! とたんに湧き上がる臭気に「しまった」と思ったがどうしようもない・・・ドブ川だった。 よく見たら“線路内立ち入り禁止”の看板がセセラ笑っていた。
誰も居ないのを確かめて駅のトイレで水洗い・・・・俺は何しに来たのだ・・・。
帰りに車内販売で、また酒を買って釧路駅までのひまをつぶした。


16:19 塘路発

17:20 釧路駅着
おじさんの定食屋で3回目の夕食。明日は来ないよと断言して帰る。 ライダーハウスへ帰ってみると、札幌の若者の他に1人チャリダーが増えていた。 それが何と、斜里のライダーハウスで自転車のハブ調整を教えてくれた、あの九州のおじさんだった。
明日は雨でも出発する覚悟を二人に披瀝、二人は雨だから連泊するという。



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釧路湿原駅 ノロッコ号 釧路〜塘路
往復2時間の旅


18日目

7月7日(木)

釧路〜白糠〜音別〜浦幌〜大樹町晩成“民宿セキレイ館”

08:15 釧路 出発
この道R38はアップダウンの多いコース。 しかし、それも承知のツーリングだ。負けるなジーコ、なんて叱咤激励しながらひた走る。


09:20 道の駅“しらぬか”で15分休止。雨は小降りだが雨着は脱げない。

12:20 浦幌
地元の人に訊くと、1軒ある道の駅“レストランうらほろ”を過ぎて30kmは何もないと脅かされる。 “レストランうらほろ”でカツ丼で昼食。
ここまで坂の登降を大小を含め13回を数えた。あと何回頑張ればいいのだろう・・・ まっ、いいか釧路に残留している札幌の若者、石井君に道路情報を電話してやる。


13:15 雨の国道38号線を再び走る。天気予報は昼から曇りと言っていたのにと、ぶつくさ言いながらこぎあげる。

14:40 坂を踏み上げている最中、胸のポケットのケイタイが鳴った。 降りて電話を取ると、なんと稲垣さんだった。 今、石狩岳を下りて温泉に入ったので、今から私を激励にレンタカーですっ飛ばしてくるという。 居場所を訊くと帯広の少し上、晩成の民宿セキレイ館まで約60kmぐらい。 1時間ぐらいで着くと言う。こちらもあと1時間ぐらいかかる。 大樹町晩成のセキレイ館で待ち合わせをする。 サボってはいられない。坂も一気に踏みあげる。元気が出てきた。

16:00 大樹町晩成・旅人の宿“セキレイ館”着

16:30 待つこと30分。稲垣さんはホンダのレンタカーでやってきた。トウモロコシを1本持って。嬉しかった。疲れが飛んだ。

17:30 セキレイ館でビールを飲みながら、尽きない話を1時間ばかりして、 帯広20時発の航空便に向けて稲垣さんは帰っていった。有難う。 トウモロコシは明日、襟裳岬で食べようとありがたく頂戴した。

釧路で2日間足止めをくったが、今朝、思い切って出発してよかった。
全行程雨だった。しかも13回を数えるアップダウンを、雨着を着ての走行は楽ではなかった。 ただ風がわずかだが後方から吹いてくれて助かった。 その上、稲垣さんの激励訪問を受けることができた。 釧路にへばりついていたら会えなかっただろう。
セキレイ館に着いたときは、雨着の下のシャツ2枚が汗でぐっしょりなっていた。 セキレイ館は暖房がしてあって有難かった。外は10℃



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ゆったり流れる十勝川 帯広から駆けつけた
稲垣さんと

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大樹町晩成の
旅の宿セキレイ館
セキレイ館居間

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晩成温泉で汗を流して 同宿のライダーと


19日目

7月8日(金)

大樹町晩成〜豊似〜広尾〜えりも岬〜えりも町〜アポイ岳キャンプ場

08:30 民宿セキレイ館出発
みんなに見送られるのは旅人の宿の慣わし。 見ると昨日びしょ濡れになった靴の中に、新聞紙が詰めてあった。 奥さんの心遣いである。暖かいものが心を満たした。もう一度来ることを約束した。


08:45 後輪ブレーキがくっつき過ぎ。調整

09:50 豊似

11:00 広尾
テント場の予定であったシーサイドパークキャンプ場を見に寄る。 蚊いない。まあまあのところ。管理人のオバサンと話していると突然、私のズボンがいいと褒める????


11:30 セイコマートで昼食(おでん餅入り)
少し有名な黄金道路に入る。 黄金道路なる名の由来は、膨大な金をかけて造った道路とのこと。 襟裳岬へ続くこの道路、片や山襞が迫り、片や波が打ち寄せる海岸が目の前にある。 そんなところは掩蓋かトンネルしかない。


13:45 襟裳岬 着
森真一と島倉千代子の歌が交互に流れる。岬には観光客は少なく、3軒あるみやげ物屋だけが元気であった。
大樹町から83km。やっと来たか。ここを過ぎればもう終盤、ゴールが見えてきた。 走行距離も1400kmを越えた。あと150kmだ。愛車も心身も異常なし。


17:00 アポイ岳ファミリーパークのキャンプ場 着
霧が深くテント場の芝生もぐっしょり濡れている。 テント場に向かっていると管理人らしき女性が来て、 「今日は雨だから人もいないし、炊事場に張ってもいいよ」と言ってくれた。 有難い。屋根付きの下で寝られる。



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広尾のシーサイド
パークキャンプ場
黄金道路始まる 黄金道路終点

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百人浜海岸で
昆布を拾う漁民
爪で引っ掛けて
手繰り寄せる
襟裳岬の先端

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えりもへ続く道 襟裳岬に立つ   襟裳岬灯台

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えりもの丘は花盛り アポイ岳キャンプ場は
霧で濡れている
濡れないよう
炊事場にテント


20日目

7月9日(土)

アポイ岳キャンプ場〜様似〜浦河〜静内〜門別・富川・ライダーハウス

05:40 起床 起きてみると霧は昨日と変わっていない。

08:20 アポイ岳キャンプ場出発

09:45 浦河町を出ると海岸道路。道は平坦、風は左後方、気持ちのよいサイクリング。
ただし、霧が出ているので霧中航行。バックライトとフロントライトを点滅させる。
ハマヒルガオの咲く海岸の向うのなぎさを漁船が並行して走っている。カメラを向けると手を振っていた。


12:10 静内 セブンイレブンがあった。道内でも札幌、旭川に近くないとセブンイレブンもローソンもない。 昼食(おでん、団子入りあんみつ、野菜ジュース)。
ここから日高、苫小牧にかけて競争馬の牧場がたくさんある。


14:40 門別・富川着
ライダーハウスは少し離れたダイエイの前にあり、2階が回転すし屋の建物の1階にある。 この回転すし屋には見覚えがあった。山族会でトムラウシ岳に行ったとき、苫小牧からここを通ったことを思い出した。
夕食は2階の回転すし屋で食べる。風呂は少し離れたペンション“中村屋”に行った。 根室から拝めなかったお日さまが出た。梅雨のない北海道で、後半雨や霧雨の連続であったのは皮肉であった。



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静内は競走馬の町 サラブレッドに会えた さらばハイセイコー

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門別のライダーハウス
の2階はすし屋
ベッドを造った


21日目

7月10日(日)

門別・富川〜苫小牧〜千歳空港・・・・・羽田〜自宅

06:40 門別・富川のライダーハウス出発
小雨だが本降りになる予定。最後の行程、気を抜かずに走ろう。


08:45 苫小牧
雨が本格的になった。もうすぐだから気にならない。


09:50 千歳空港着
着いた。終わった。1605km。ひとりぼっちのツールド北海道、ついにやった。 1人でその感慨をかみ締める。
あらかじめ空港宛送ってもらった輪行袋とダッフルバックを手荷物預け所で受け取る。 空港外で自転車を分解する。
自転車を輪行袋に入れ荷物をもって搭乗手続きに行く。 しかし、今日は日曜日。上りの便は最終便まで満席。仕方なく空席待ちに並ぶ。 ところが幸運にも、最も早い便13時30分発に席が取れた。空弁と酒を買って乗り込む。


13:30 千歳空港発
通算21日間、実質16日間走り続けた北海道が眼下に広がる。
当初、走り通せるか自信はなかった。今、やり通した満足感にひたる。
70歳古希の節目に思い出ができた。



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7月10日1,605km完走
千歳空港


日順 月/日 天気
気温
発/至 走行距離
(累計走行距離)
(km)
走行時間
(所要時間)
食事 宿泊
6/20 曇り
26℃
旭川/美瑛
(往復)
29.0
(29.0)
  朝:自宅
昼:空弁
夕:コンビニ弁
テント
6/21 晴れ
31℃
旭川/名寄 98.0
(128.0)
8時間50分 朝:コンビニ
昼:レストラン
夕:コンビニ弁
テント
6/22 晴れ
33℃
名寄/中川 83.6
(210.6)
4時間58分
(9時間10分)
朝:コンビニ
昼:道の駅
夕:ホテル食堂
テント
(管理棟)
6/23 曇り
26℃
中川/抜海 88.1
(298.7)
5時間38分
(7時間5分)
朝:コンビニ
昼:すし屋
夕:民宿
民宿