カレンダーとイベント詳細 YFクラブのイベント風景 YFクラブのアウトドアニュース 資料請求 トップページへ
アウトドア講話 スポンサー商品 YFクラブについて スタッフの紹介 リンク集



写真をクリックすると拡大表示されます。

海外クライミング in タイランド
紺碧の海と椰子の木立に囲まれて
2005年11月21日〜28日

11月21日(月)
朝、成田を発ちバンコク経由でプーケット空港に下り立った頃は既に夕闇が迫っていた。 空港からは宿泊予定のホテルの送迎タクシーにて約2時間の「アオナンビーチ」、 そこからロングテールボートなる小船に揺られること約15分で夜8時過ぎに我々のベースとなる 「ライレイビーチ」に到着し、ホテル「Sand Sea Resort」にて旅装を解いた。 ホテルといっても1棟の建物ではなく、1〜2部屋が夫々独立した小奇麗なコテージである。

今回は、特別講師の杉野さんとアシスタントの松内さん、YFサポーターの阿部さん、 メンバーは若人組が岩本さんと小島さん、年金組が植木さんと私の計7名の構成で、夫々楽しく、 親切な方々であったので、海外クライミングが初めてで、体力とクライミング力が今一の私としてはまずは一安心のスタートとなった。


11月22日(火)
昨日は暗くなってからの到着であったため周囲の状況などが判らなかったが、朝起きて 海岸に出てみると、なんとなんと!エメラルド色の波静かな海、緩やかなカーブを描く白砂の海岸線、 そして、それらを取り囲む優に100mを超える高さの岩壁群がそこにあった。 ゲェ!あの岩を登るの?!岩壁の途中には大きな口を開ける洞窟、つらら状に垂れ下がる 石灰岩がそこここに見られ、想像を超えるスケールで我々に迫っていた。

クライミングの初日はベースから歩いて5〜6分の「ライレイイーストビーチ」の 「ONE TWO THREE」なるエリアで始まった。 ここは足場が良いせいか、地元のクライミングインストラクターによる「クライミングツアー」が行われており、 主として西欧人と見られるクライマー達で賑わい、英語、仏語、タイ語?等が飛び交っていた。 我々はアップ用の易しいルートから始まるかと思っていたが、それらはツアーの人達に占領されており、 やむなく私にとってはアップ用とは言いがたいルートから登る羽目となった。 しかし、当初は緊張していたが、ここ特有の石灰岩に少しづつ慣れてくるとコルネ等を使ったムーブはなかなか面白く、 午前の部終了時には少し余裕が出てきたように思えた。

昼食を摂りに一旦ベースに戻った後、再度「ライレイイーストビーチ」へ。午後は午前中の エリアの奥を少し上った所の「HIDDEN WORLD」。 若人組は7aに挑戦、年金組は6a+〜6bを登る。夕方、スコールが来そうになったため、少し早めに切り上げる。


11月23日(水)
昨夜は旅と初日のクライミングの疲れを癒すためということで、皆で「タイ・マッサージ」 へ行った。私は日頃マッサージなど無縁であったが「話の種」にと思い同行。ところが、 ところが!!マッサージどころか、これはまさに拷問、痛いのなんのって悲鳴の上げどおし。 「痛い!」「もっとソフトに!」なんて言っても、私の拙い英会話力では通じていないためか お構いなし。ほんとに体がばらばらになるかと思った。これだけはもう2度と「NO THANK YOU」。 でも私以外のメンバーは結構楽しんでいた様子であった。

クライミング2日目は「ライレイウエストビーチ」の奥、「トンサイベイ」の砂浜沿いに ある「DUM'S KITCHEN」エリア。ここは高度はさほどないが高難度のルートが揃っており、 私の取り付けるようなルートは少なかった。しかし杉野特別講師が8b(13d+?)を 登られるのを見て、「こうゆうクライミングの世界もあるのだ!」と感じ入った次第。

拡大写真
このエリアはさすがリゾート地だけあって砂浜はビキニ水着の白人女性のオンパレード。 彼女等を横目で見ながらのクライミングでは今一気合が入らなかったのかも?

午後はこのエリアの海岸沿いに北上し、砂浜から少し登った所にある「FIRE WALL」 エリア。ここは赤茶けた石灰岩の壁が100m程の高さでそそり立ち、随所に洞穴、 長い長いコルネやハング帯がみられ、30m近いルートも多く、楽しいクライミングが出来た。 とりわけ、今クライミングツアーでの初リードで登った「For Hega」(6a+)は 25mと長くハングやコルネのムーブを考えながらのクライミングで、快適且つ充実感いっぱいのルートであった。

11月24日(木)
今日はレスト日、しかし朝から雨。少し朝寝坊をする。杉野さん、松内さん、阿部さん、 と若人組は今日もクライミング希望。私は予定では「シュノーケリング」and 海水浴と考えていたのが雨で中止。 雨が小降りになった中、講師陣や若人組はクライミングに出かける。 年金組は海岸散歩やクライミングショップを覗いたり、読書したりで1日が終わる。
タイ国での生活での心配の一つは、「激辛」と聞くタイ料理であった。事実、往路の機内 食で出た「グリーンカレー」は、日頃「辛い物好き」で鳴る私をして「うぇ−辛ぇ−! (@_@;)」と言わしめた。だから料理を注文する時は必ず「辛いか?」と聞くようにしたので 以後激辛の被害にあうことはなかった。 ただし「トム・ヤム・クン(これが有名な世界3大スープの一つであることを帰国後知った)」は激辛であるものの、 具の海老や海鮮物やスープの味わいは絶品であった。 また主食であるタイ米は戦後間もない子供の頃、食べた記憶では「ぱさぱさで不味い」との印象であったが、 炒めた物やカレーにかけて食べると以外に美味しく、抵抗がなかった。

11月25日(金)
昨日来の雨も上がり、いよいよ後半戦の始まりとなった。 本日のエリアは「ライレイウエストビーチ」を背にして左サイドに高く聳える「THAIWAND WALL」。 海岸より少し徒歩で登った箇所から30m近いルートがずらーと並ぶ。 そのうちでも最も印象的だったのは、比較的、容易な「CIRCUS OZ」(約25m、6a)で、 終了点からの眼下に見下ろす景観は真に圧巻、紺碧の海に浮かぶ緑の島々、 穏やかなカーブを描く白砂の海岸線や立ち並ぶ椰子の木立などを遥か下方に見ながらのクライミングは、 日本国内では望むべくもない素晴らしさであり、この一本で遥かに海を渡ってきた甲斐があったと感じた。 午後は雨模様となったためベースに一番近い「ライレイイーストビーチ」の「MUAI THAI」エリアに移動した。

11月26日(土)
いよいよ今クライミングツアーの最終日となった。 今日は2日目に行き、課題を残した「DUM'TCHINE」の「Schling Montz」にリベンジを期して挑戦するも、 私はまたもや核心で敗退、来年以降の宿題となったが、若人組の岩本さんは見事核心部ををクリアし、皆の拍手喝采を浴びた。 若人組に比べ、年金組は3日間のクライミングの疲れか、はたまた寄る年波のせいかいささか精彩を欠くようになり、 以降マイペースのクライミングに転換となった。 午後はロングテールボートに乗り、昨日の「THAIWAND WALL」の裏側、 「プラナンビーチ」の「ESCHER WORLD」にて今ツアー最後のクライミングを行い、クライミング日程の全てを終了した。
ライレイビーチ最後の夜は豪華な(?)晩餐とともに杉野特別講師の講評やアドバイス等を お聞きしながら、夜が更けるのも忘れて、今回のクライミングツアーのあれこれやタイ料理の話題にに話の花が咲いた。

11月27日(水)
朝、楽しく生活し、クライミング三昧ですごした6日間の思い出を胸に、 ライレイビーチを後にし、往路と同じコースでバンコクに到着。空港に近いホテルにてタイ国最後の夜を 過ごし、翌28日(月)無事、成田に到着し、今回ツアーの全日程を終了した。

本当に楽しく且つ有意義なクライミングツアーでした。サポーターの阿部さんは 航空チケットやホテルの手配等でご苦労されたことと思います。ありがとうございました。 そしてお疲れ様でした!また特別講師の杉野さん、アシスタントの松内さん、お世話になりました。 素晴らしいクライミングを見せていただき、またアドバイス等をいただきありがとうございました。 少しでも生かせるように努力したいと思います。 そしてメンバーの皆さん、良い方々とご一緒出来てほんとうに良かった! 私ももう少し上達し、皆さんに遅れずついて行けるように精進するつもりです。 今後とも宜しくお願いいたします。ありがとうございました。 飯田 記(YFメンバー)



戻る